3. 「悲運な滝」
 
2004年9月12日 虹のかかる小野の滝

中山道六十九次にも描かれた木曽八景の一つ「小野の滝」。
昔は旅人が足を止めた憩いの場所であったのだろうか。

現在の姿は、目の前の中山道は国道十九号線へと変貌し、滝の頭上には明治四十三年頃にJR中央線の鉄道が架けられた。
その風情は歴史的背景(交通事情等)の中で変貌を遂げた、悲運の滝である様に見える。

小野の滝の写真は幾枚も見てきたが、鉄橋を入れた写真はあまりみない。
記録写真として残すなら鉄橋と共に写すべきであろう。百年後にこの鉄橋にはどんな列車が走っているのだろう。木曽新幹線、木曽リニアモーターカーだろうか?
地球温暖化同様に滝をとりまく環境も刻々と変化していくことだろう。

2004年 初記



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