8. 「記録写真」
 

木曽に通いだしてから歴史や文化を知る為にいくつかの著書に目を通した。

「あの線路跡はこんな森林鉄道が走っていたんだ!」
「えっ?この場所は昔は村だったの?」
「この水車って今もあるじゃん!すごい!」

記録写真は、この様に歴史を振り返る上でも貴重な宝であると思う。
木曽路は東海道の裏街道であったと言われている。裏と言うものはたいてい陽の目を見ない。裏であった理由には特異な性質を持っていたか、何か深い意味があったと想像する。そんな木曽の記録写真を見るのが楽しい。

構図を考え作品作りに精を出すことだけが、撮影の楽しみでは無いこともこれらの著書から教えてもらえた。
このKISOJI Story(木曽路写真文集)を数年後見たときに「木曽も変わったなぁ。」と思うのだろうか。
できれば何も変わらないままで居て欲しいと思うのは、他県に住み木曽を愛する私の我がままかも知れません。

2004年 初記



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